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152 柴胡桂枝湯

152「傷寒六七日、発熱、微悪寒、支節煩疼、微嘔、心下支結、外証未去者、柴胡桂枝湯主之」

「傷寒六七日、発熱し微悪寒し、支節煩疼(しせつはんとう)し、微嘔し、心下支結し、外証未だ去らざる者は、柴胡桂枝湯之を主る。」

「傷寒において六七日様子を見たが、外証は去っていかない。」
これは、どうして六七日待ったのでしょうか。
六七日様子を見たというよりも、患者が診察に訪れたのが六七日後ということでしょうか。
患者が訪れた時期を記述するでしょうか。
普通ならば次条のように「傷寒五六日、已発汗而復下之」となるはずです。
傷寒になって六七日までは症状が現れていないのではと考えると、「外証未去」とは言いません。
「未去」とは、自ら治ることを前提にしているようです。

これらから考えて、前条の「必自愈」だから六七日様子を見たと考えてみました。

151「婦人傷寒、発熱、経水適来、昼日明了、暮則譫語、如見鬼状者、此為熱入血室、無犯胃気、及上二焦、必自愈。」
婦人傷寒では、七八日です。
つまり婦人傷寒で七八日前の六七日において、微嘔、心下支結と胃気と上二焦を犯しており、このままでは治らないと判断し、柴胡桂枝湯を投薬する。
文頭が婦人傷寒ではなく傷寒となっている理由は、生理に関係していると思っていたが関係していなかった場合を含めている為、婦人傷寒より適応範囲を広くして傷寒とした。

結局、血の結に留まらず、胃気や上二焦を犯す場合は、外証があれば柴胡桂枝湯となり、外証が無い場合には小柴胡湯または大柴胡湯となります。

前条文の解釈が間違っていることになりました。承気湯類ではありませんでした。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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