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138、139 結胸・・・死

138「結胸証、其脈浮大者、不可下、下之則死。」

「結胸の証、其の脈浮大なる者は、下すべからず。之を下せば則ち死す。」
結胸の症状があり、脉浮大とはどのような状態でしょうか。
寸脉浮、関脉沈ならば結胸になりますが、ここは脈浮大です。
これを下すと、死に至るというのです。
下すと死に至るということは、力つきるということです。
その場合の脉浮大は、血管が弛緩して血管径が広がっていて、
そして心肥大があるのではないでしょうか。
胸の苦しさがあり、下肢にむくみも見られるでしょう。
そんな状態を下したら、さらに力が無くなり、下痢によって水分が失われることは心筋に負荷をかけ、血流を維持しようとしても心機能が対応できなく、最終的に心停止となる。
このように考えないと、下して死には至らない。
しかし、この考えでは心臓自身の問題となり、蔵結となり、結胸ではないように思えるが良いのでしょうか。
そうでした、この条は結胸ではなく、結胸の証ですから、結胸ではなく心臓結でも良いわけです。

139「結胸証悉具、煩躁者亦死。」

「結胸の証悉く具わりて、煩躁する者も亦死す。」
結胸の症状がよくそろっています、そして煩躁する者もまた死にます。
前条に続く条文です。
漢方の理解しがたい所は、この言葉から受け取るイメージです。
「死に至る煩躁」と「煩躁するものは死に至る」とでは解釈に違いが出てきます。
煩躁にも軽微なものから重度なものまであります。

この条文の状況は前条と同じ心臓のトラブルと考えます。
心臓のトラブルによって起こる結胸と煩躁は、治せない。となります。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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