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124 125 桂枝甘草龍骨牡蠣湯

124「火逆、下之、因焼針、煩躁者、桂枝甘草龍骨牡蠣湯主之。」

「火逆、之を下し、焼針に因って、煩躁する者は、桂枝甘草龍骨牡蠣湯之を主る。」

「火逆、下之」に対するものはなんでしょうか。
121「脉浮、宜以汗解、用火炙之、邪無従出、因火而盛、病従腰以下、必重而痺、名火逆也。」です。
「下之」は、「病従腰以下」のことです。

そうなると解釈が変わります。

「火逆の病従腰以下必重而痺と焼針による煩躁には、桂枝甘草龍骨牡蠣湯が主る。」

「火逆において、邪が腰より下にある時は、必ず体は重くしびれる感じがする場合と焼針に因って煩躁する場合には、桂枝甘草龍骨牡蠣湯を与えましょう。」
このように2つの場合にこの処方が対応しています。
焼針によって奔豚と煩躁になる場合の違いは、寒にさらされた皮膚の緊張度の違いです。
焼針を選ぶということは、皮膚が堅いと考えたはずです。
しかし、奔豚になるほど堅くなく、脉浮になるほど軟らかくはなかったため、煩躁になったのです。
煩は治療上に必要な症状ですから、躁が病的な症状です。

125「太陽傷寒者、加温針必驚也。」

「太陽傷寒の者、温針を加うれば必ず驚くなり。」

これをどのように解釈しますか。
前条で書きましたが、火を使う時に煩の状態になるのは正しい反応です。
考えなくてはいけないことは、
「煩と驚の違い」と「太陽傷寒の意味」です。

この条文で表現したいことは、
たぶん「太陽傷寒の場合に、温針を使うと煩ではなく驚になます。」
これもまた正しい反応の一つであることを追記したのだと考えます。
この場合の「太陽傷寒」はなんでしょうか。
太陽傷寒だから、煩より激しい症状の驚になると考えます。
どのように説明したらよいか分かりませんが、下記のようになります。
「太陽つまり陽に力のある者が寒に傷つけられた場合に、温針を施すと必ず煩ではなくて驚になります。」
これもまた正常な反応となります。

これで、このグループも終りです。
最初は、どうなるかと思いましたが、たのしく読めたと思います。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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