スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

火逆 その2

前の続きです。

発病二日で躁する理由は何?
発汗が過多になった理由は何?
上半身は発汗し下半身は発汗しない理由は何?
自利にならなかったら、どうする?

大熱が胃に入ったから、煩と譫語が増えた。
だから躁の原因は胃熱ではない。
2日前には躁はなかった。発病してから躁になった。
つまり外邪に反応したら、躁が現れたことになります。
それは気の変化。
外邪に対抗する為に気の充実がされます。
その一部が胃に入ったり、今回のように気が騒ぎ躁となったりします。
人にとって、病的な発熱も運動に因る発熱も神経的な興奮も代謝が亢進することに関しては同じ部分があると考えられます。
体にとってウイルス、細菌感染によって抵抗作業の始まる時、全ての代謝が亢進する一時期があるのではないでしょうか。
体内の熱量が増加した状況は、「食欲が増加する」「気持が高揚する」「冷たい風が気持ち良い」などの症状を現わします。
この条文の場合は、神経的な躁の病状が診られたことになります。

ここで「反熨其背而大汗出」となりますが、「躁」がなければ、誤治にはならなかったはずです。

発汗が過多になった理由は、躁となっているのは気が騒いでいるからであり、その気を刺激した為、発汗過多になってしまったことになります。
つまり、躁であるので、すでに心悸亢進した状態をさらに加速させたからでしょうか。

なぜ下半身は発汗しなかったのか。
上半身の発汗過多により気が過度に消費され、下半身に行き渡らなくなった。その為に起こる症状が書かれています。
汗腺のコントロールを上下に分けることはできませんから、実際には手足には汗が出なく、身体に汗が多く出たと考えたいです。心臓を中心とした気の上逆の道筋に血が集中して為、腎を中心にした下半身の血流を低下させる結果になったのでしょう。

「嘔吐すると小便が漏れそうになる。」とういうのは、なんですか。
嘔吐のときの胃の収縮が膀胱に影響して、膀胱にも圧が加わるためです。
先にある小便が出したいのに出ないという状況は、膀胱に小便が溜まっていることであり、尿道括約筋が弛緩しないという自律神経のトラブルが原因となります。

自利にならなかったらどうしますか?
調胃承気湯、桃核承気湯でしょうか。

スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。