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73 茯苓甘草湯

73「傷寒、汗出で渇する者は、五苓散之を主る。渇せざる者は、茯苓甘草湯之を主る。」

73条が傷寒と74条に中風と書かれています。
この条文が現わそうとしている病気は、渇する場合から不渇の場合まであります。
このように広域に渡る病の病態は、傷寒です。
傷寒は「陰陽倶」ですから、範囲が広くなります。

汗出而渇者、五苓散主之
汗出而不渇者、茯苓甘草湯主之 となります。
現実において、渇は発汗をともなうのでしょうか。
逆に発汗すれば渇があるのは当然ではないでしょう。

この汗は何を意味していますか。
この条文からすれば、治療前です。発汗ではなく汗出です。
「汗出」から思いつく言葉は、桂枝湯、中風、脈緩
寒熱とは関係がなく、水を主に、その変動を考えているようです。
そういえば、71条から水が主体となった病態になっています。
だから71条文頭に「太陽病」と書かれていると考えられます。

71条から77条までが、一つのグループです。
そう考えた方が、71条の太陽病、73条の傷寒、74条の中風の書き出しが納得できます。

渇と不渇だけでは、病気と判断できません。
この条文は何の為にあるのでしょうか。
五苓散に対する茯苓甘草湯の病態の説明でしょうか。
そうなると、「病状を確認して五苓散が対応処方と考えた時、口渇がない時には茯苓甘草湯と思いなさい。」となります。
そしてこの判断は、全ての五苓散の適応病に有効でることを示す為に、文頭に傷寒と明記されていると考えます。




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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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