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72 五苓散

72「汗を発し已り、脈浮数、煩渇する者は、五苓散之を主る。」

「汗を発し已り、脈浮数、煩渇する者」とは、どのような状況でしょうか。
この「発汗已」はどこの汗に繋がっているのか。
それが気になります。

已と後の違いを考えました。
「已」・・・①やむ、やめる。②いえる、なおる。③やみなん(絶望の詞)④のみ(断定)⑤ゆるさない。⑥もつて(もちいる)。⑦はなはだ。⑧すでに。⑨かならず。
「終」・・・①巻きをはってくくりしめた絲。②をはる、つきる、やむ、はてる。③はて。④ついに。
(大漢和辞典より)
「已」・・・やむ、すでに、はなはだ、ああ
「終」・・・おわる、糸の末端を結んで止めること。
(字統 白川静 より)
・・・がよくわかりません。

「傷寒論解説 大塚敬節著」によれば、「已は発汗し終わっても表証が残っている場合をいう」となっています。
「已」を「おわり」と読んでは、間違いやすくないですか。
「汗出るのが已(や)み、脈浮数、煩渇する者」と読んでも良いでしょう。

そうなると問題は、「どの汗が出なくなったのか」ということです。

これは71条の「大汗出」となります。
そうなると71条はこうなります。
「発汗後、大いに汗が出て、胃中乾き、煩躁し眠ることができず、・・・・」
汗が出続けていることになります。

これに72条が加わると
「発汗後、大いに出ていた汗が已み、脈浮数、煩渇する者は、五苓散之を主る。」
発汗後の汗が止まったことになります。
この場合、結果的には汗が止まるので発汗による汗と、その後の汗との区別はつきません。
そこで「已」が使われているのではないでしょうか。

つまり大汗出の後には、二つの場合があることになります。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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