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63 麻黄杏仁甘草石膏湯

63「発汗後、更に桂枝湯を行うべからず。汗出でて喘し、大熱無き者は、麻黄杏仁甘草石膏湯を与えて之を主る。」

これは、難しい。
「発汗後、桂枝湯を与えたくなる状況だが、ダメです。汗が出て喘し、無大熱者には、麻黄杏仁甘草石膏湯を与えます。」

61条の「身無大熱」は寸口が尺中より脈が強くなるので、発熱と間違わないための注意でした。
この63条の「無大熱」では、脈証は熱証を示しているが実際には発熱はないことを意味しています。

もし「発汗後、桂枝湯を与える。」としたら、どのような症状になれば良いのでしょうか。
42「太陽病、外證未解、脉浮弱者、當以汗解、宜桂枝湯。」
43「太陽病、下之微喘者、表未解故也、桂枝加厚朴杏子湯主之。」
44「太陽病、外證未解、不可下也、下之為逆。欲解外者、宜桂枝湯。」
45「太陽病、先発汗不解、而復下之、脉浮者不愈。浮為在外、而反下之、故令不愈。今脉浮、故在外、當須解外則愈、宜桂枝湯。」
となり、必要なのは「外證在り」
「発汗、外證未解、汗而喘者、宜桂枝湯。」となります。
治っていないので「後」の字はなくなり、脈証は外證(熱証)を示しているので「無大熱」も必要ない。
と考えます。

63条の状況は下記のようになります。
「発汗した後、汗は出ていて、喘がある。脈は浮である。そこで桂枝湯かと思ったが、外證が何もない。この場合は麻黄杏仁甘草石膏湯です。」

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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