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53 栄衛和則愈 宜桂枝湯 

53「病常に自汗出づる者は、此れ栄気和すると為す。栄気和する者、外諧(ととの)わざるは、衛気栄気と共に和諧せざるを以っての故のみ。栄は脈中を行き。衛は脈外を行くを以って、復た其の汗を発し、栄衛を和すれば則ち愈ゆ。桂枝湯に宜し。」

病に在って汗が出る者は、栄気が和しています。
栄気が和しているのに、外が治らないのは、栄気と衛気が調和していないからです。
栄は脈中を行き、衛は脈外を行く。
もう一度汗を発すれば、その二つは同調し病は治ります、それには桂枝湯が宜しい。

桂枝湯の中風パターンを考えた時、私も発汗してそのまま治ってくれればよいのに、何故にまた発熱の上昇になってしまうのかと思いました。
その答えとしてこの条文があります。

49条の「尺中脈微、此れ裏虚す。須らく表裏実し、津液自から和し、更に自から汗出でて愈ゆるをまつべし。」
50条の「然るに栄気不足、血少なきを以っての故なり。」
51,52条では、「脈浮、浮数で病表に在る者は、麻黄湯に宜し」
53条では「汗は出ているのに、外が調和しない理由は、栄と衛の不和にある。」
と続いています。

もう一度繰り返します。
49では、裏虚が理由
50では、栄気不足と血少が理由
51、52では、理由がない場合は麻黄湯
53では、栄衛の不和が理由
それぞれ「汗」と理由を並べて、病態の違いを鮮明にしています。

51,52の「麻黄湯」、53,54条は「桂枝湯」になっています。







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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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