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380 嘔而脉弱、四逆湯

380「嘔而脉弱、小便復利、身有微熱、見厥者、難治、四逆湯主之。」

「嘔して脉弱、小便また利し、身に微熱有り、厥を見わす者は、治し難し、四逆湯之を主る。」
ここでは、「難治」といいながら「主る」というのは、気に掛かります。
難治ならば、之主でなくても宜のほうが良いのではないでしょうか。

「見厥」の「見」は、何を意味していますか。
厥がある状態が継続しているのではなく、たまに厥が現れると解釈します。

「身厥者、難治」を、どこに入れるか、全体像が違ってきます。
「厥がみられる者は、難治ですが、四逆湯を使います。」
この場合は、厥が見られない者は、見られる者よりは治しやすいとなります。
「四逆湯を服用しても、厥がみられる者は難治です。」
この場合は、四逆湯を与える症状には厥が入っていません。
または厥があったのですが、四逆湯を服用後においても、厥が完全にはなくなっていない者は、難治と考えます。

私としては、小便復利が寒、身有微熱が熱とし、その比較をしていると考えます。
厥が見える者は、熱より寒が強いことを示し、これが難治の理由になります。
陰と陽が順接しないために、寒熱が分離し、小便利と微熱になっています。
一般的には、この熱を虚熱と言いますが、仲景は虚熱とは考えていないと思います。
前の条文にもありましたが、熱が強いほうが癒えやすく、寒が強いほうが難治となります。
この陰陽の順接していない状態を改善するのが、四逆湯の効果になります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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