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375 温裏宜四逆湯、攻表宜桂枝湯

375「下利腹脹滿、身體疼痛者、先温其裏、乃攻其表。温裏宜四逆湯、攻表宜桂枝湯。」

「下痢腹張満し、身体疼痛する者は、先ず其の裏を温め、乃ち其の表を攻む。裏を温めるには四逆湯に宜し、表を攻めるには桂枝湯宜しい。」

これは下痢清穀において表を攻めたら汗が出て張満になった367条に教えてあげたい。

この条文の症状は、373条の通脉四逆湯と類似しています。
下痢清穀は、食事をしていなければ清穀を確認できなく、また清穀の初期のため迷うこともあるでしょう。
身体疼痛と厥とは、類似しています。
下痢清穀に腹痛や腹部違和感があれば、腹満との違いは患者の表現に頼ることになります。
そのような状況においても、通脉四逆湯と四逆湯と桂枝湯との違いを確認しなければなりません。
条文中の違いは、汗が有るかです。
しかし、桂枝湯を与えるときには汗が有るはずです。
375条では四逆湯を与えるときは汗がないと思います。

表証の身体疼痛があるのは、裏寒があるので表に気血が輸送できないためです。しかし373条では、裏寒のために外に熱が残存する場合があると一般的には解釈されています。
やはり問題なのは373条の「厥しているのに汗がある」状態の理解にあり、それによって外熱を通脉四逆湯の適応とするのか、この375条の四逆湯と桂枝湯の適応にするのかが決まります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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