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366 下利、寸脉反浮数、尺中自濇者、必清膿血

366「下利、寸脉反浮数、尺中自濇者、必清膿血。」

「下痢、寸脉反って浮数、尺中自ら濇の者、必ず膿血を清す。」

寸口においての脉浮数は脉数弱より、表熱が大きくなっています。
表熱に対して、尺中ですから体内の状態は脉濇となります。
「濇の脈は、細にして遅、往来難かつ散、あるいは一止してまた来る。」なのですが、実際には寸口と尺中を比較しての表現なので、寸口は尺中より浮であり数であり、尺中は寸口より細にして遅となります。
これが下血を示唆する脉証ということなのですが、その理由は?
癒える場合は、陰陽が相順接することによって脉証が弱になります。
しかしこの場合は寸口と尺中が相順接していないと考えます。
実際には、体表この場合手の血液量が多くあるために反射脈波が寸口で大きく観察され、尺中では寸口に見合うだけの血液を送り出せていないことになります。
いつもイメージしにくいのは、脈波は心臓からの電気信号による血管平滑筋の波であり、血管内の血液量とは関係ないためです。
ここで濇となり血便になると考える理由は、血だまりが体内にできていることにより血液が偏在するため、橈骨動脈に送る血液量が脈波に同調できないとするのか、やはり臓器自体と脈波が直接関係する・・・脉の場所と臓腑が対応している・・・これを解剖学的に想像により説明することすらできないが・・・一般的には経絡でつながっていると説明するのだろうが、仮定を仮定で説明しているような不安を覚えます・・・これは鍼灸を学んでいないからしかたがない感覚なのでしょう。

つまり体内に蓄血・瘀血が存在すると濇の脉証になり、この条文では寸口の脉証と異なるために、厥陰病編に記載されています。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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