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351 不可下、此亡血、下之死

351「傷寒五六日、不結胸、腹濡、脉虚、復厥者、不可下、此亡血、下之死。」

「傷寒5~6日、結胸せず、腹濡、脉虚、復た厥の者は、下すべからず、此れ亡血なり、之を下せば死す。」
なにを目標に下すのでしょうか。

一般的には、便秘があるとか時間的に邪が内に移行するとかいいますが・・・。
ヒントは復厥でしょうか。
一度厥が無くなり、この後また厥が現れることになります。
腹濡脉虚ですから、全体的には虚です。
この時には厥は現れていなかった。
それが何かの変化によって厥が現れた、その原因に対して下す方法を選ぶことになります。
つまりこの厥の原因は結胸と考えられます。

腹濡、脉虚、不結胸ということは、結胸を疑う状態であるということです。
そして厥が現れた時点で結胸となったと考え、下すことになります。
その判断は、間違い。
結胸が原因ではなく、亡血が原因ということです。
結胸の症状が、亡血により現れるということですが、下して死に至るほどの亡血ならば、他の症状から亡血に気が付けないものでしょうか。

亡血つまりひどい貧血ならば、最初から厥が継続していればよいのに、一時的にでも厥が無くなったことにより、亡血ではないと考えてしまいます。
結果この条文の意味するところは、
「結胸ではなく、腹濡、脉虚において厥があったりなかったりするのは、血の問題です。」ということです。

亡血と結胸の症状を比較検討する必要があります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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