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338 咽中痛者、其喉爲痺

338「傷寒、先厥後発熱、下利必自止。而反汗出、咽中痛者、其喉爲痺。発熱無汗、而利必自止。若不止、必便膿血。便膿血者、其喉不痺。」

「傷寒、先ず厥して後発熱するは、下痢必ず自ら止む。而して反って汗出で、咽中痛む者は、其の喉痺を為す。発熱汗無くして利するは必ず自ら止む。若し止まざるは、必ず便膿血す。便膿血する者は、其の喉痺ならず。」

336条では発熱が先で厥が後でしたが、ここでは先に厥し後に発熱となります。
また「下痢自ら止む」ですから、先厥後発熱と下痢があることになります。
その下痢は自然に止まります。
厥=手足が冷たいのですから汗は出ていません。
それなのに、汗が出て、のどが痛い者は、除中ではなく、喉痺です。
手足が冷たいのに汗が出るのですから、この手足の冷たい、気血が手足に流れて行かない理由は、厥陰に因るのもではなく、どこかで流通を阻害しているからです。

よくわからないので、後ろから読みます。
膿血便の者は、喉の痺ではありません。
下痢が止まらないものは、必ず膿血便となります。
上記より、下痢が止まらないものは、喉の痺ではありません。
逆に言うと、喉の痺の下痢はとまります。
発熱して汗無い場合も、下痢は自然に止まると書く必要性は、汗が出て咽中痛い喉の痺でも下痢は自然に止まる為と考えられます。

咽頭・・・口腔から食道に向かう食物の通路と、鼻腔から気管に向かう空気の通路の交差点のはたらきをする。
喉頭・・・軟骨で囲まれた箱で、咽頭から気管に向かう空気の取り入れ口のはたらきをする。

前条からの続きとして、厥陰であるなかで陽性である発熱が現れるということは脉浮を示し、下痢が自然に止まります。これは厥することによる麻痺による下痢が、発熱するという陽の力により、麻痺が解除されるからです。
また厥している中で汗が出て咽中が痛む場合は、喉の麻痺が強くあることとなります。
次に気を付けなければならない場合が、厥して発熱しているのに汗が無い場合です。
下痢が止まれば良いのですが、下痢が止まらない場合は、膿血便となっていきます。
これは喉などの麻痺や全身の麻痺による脉浮発熱ではなく、336条の熱気が有余する癰膿による発熱であり、これが最終的に膿血便となって現れます。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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