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319 白通加猪胆汁湯

319「少陰病、下利、脉微者、与白通湯。利不止、厥逆無脉、乾嘔、煩者、白通加猪胆汁湯主之。服湯、脉暴出者死。微続者生。」

「少陰病、下痢、脉微なる者に、白通湯を与う。下痢止まず、厥逆脉無くして、煩する者は、白通加猪膽汁湯之を主る。湯を服し、脉暴出する者は、死す。微続く者は生く。」

人尿には、いろいろな生理活性物質が含まれていますが、この場合には血栓溶解剤のウロキナーゼの原料と考えられます。

なぜ強い脈が現れると死に至るのでしょうか。
それは心臓発作後に低下した心臓のポンプ作用を補うために、心臓が肥大するからです。
肥大した心臓は、さらに心不全になりやすくなります。
「脉暴出する」は心肥大による浮大の脉が現れる者は、死にますとの忠告です。

心筋梗塞の一つである急性下壁梗塞患者の場合は、横隔膜に接する下壁の梗塞であるために、患者は胸痛でなく、心か部が痛いと訴え、また迷走神経反射の影響で、悪心、嘔吐、下痢などの症状を伴うことがあります。

また、下痢の継続が主な原因であるならば、脱水による血栓形成傾向になり、急性心筋梗塞となったとも考えられます。

「厥逆して脉がない」は「手足が冷たく、脈診しても脈波が見つからない」と言う状況です。この脉無しを心拍停止としてしまっては後が続きません。
この脈診でも分かるように、「無脉」は心拍の状態を現わしているのではなく、少陰病で全身の状態が悪くなると血管の平滑筋の可動に影響が現れ、カルシウムオシレーションが乱れて脈波が無くなるのではないでしょうか。当然無脉になる前には、脈波の乱れが現れます。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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