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291 脉緊、脉暴微

291「少陰病、脉緊、至七八日自下利、脉暴微、手足反温、脉緊反去者、爲欲解也、雖煩下利、必自愈。」

「少陰病、脉緊、七八日に至り自下痢し、脉暴に微、手足反って温かく、脉緊反って去る者は、解せんと欲するとなす也、煩すと雖も、下痢は、必ず自から愈ゆ。」

「脉緊、7~8日経過すると下痢になりました。脉はにわかに微となり、手足は反って温かくなりました。このように緊が反って去る者は、解しようとしています。煩や下痢があったとしても、必ず自然に治ります。」

この場合の脈緊は、寒によるものではなく、血管抵抗が低下したために血液流量が増加して、血管は張っている状態です。
自然に下痢することによって、津液が減少し、血液流量が減少します。
健全ならば、血液流量の減少に対応して血管は収縮して、脉の緊張を保とうとしますが、この場合では先に血管が弛緩しているので、脉は微となります。
287条でも脉緊である以上脉微よりは手足は初めから温かいはずです。
それが脉微になっても、冷たくならず温かいままです。
このように脉緊が去っても手足が温かい者は、治ろうとしています。
煩や下痢していても、自然に治るので何もしないでください。

これは下痢により三焦の状態が改善されるときの経過を述べています。
実際には、下痢をして脉微になった直後は。手足の血液は減少しますが、三焦が改善されることですぐに手足への血流は戻り、温かく感じます。

「脉暴微、手足反温、脉緊反去者」の解釈です。
脉がにわかに微になります。
脉微に反して手足は温かいです。
手足が温かいに反して脉は緊ではなくなります。
つまり脉緊のとき、手足は温かいことになります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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