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287 脉陰陽倶緊、反汗出者、亡陽也

287「病人脉陰陽倶緊、反汗出者、亡陽也。此属少陰、法当咽痛而復吐利。」

「病人脉陰陽ともに緊、反って汗出る者は、亡陽なり。これ少陰に属す、法当に咽痛してまた吐利すべし。」

脉陰陽ともに緊というと傷寒となり、状況は血管平滑筋の緊張にともない汗腺が閉っている汗がないとなります。しかし実際には汗があります。
ここでは、太陽病脉緊無汗で咽痛するところ汗出なので、その理由を亡陽としています。
亡陽による脉緊だから汗が出るとなります。

「少陰における脉緊とは、三焦に於ける亡陽です。」と書かれています。
それは、どのような状況なのでしょうか。
三焦の機能低下により、蔵の気血が外に流通することが阻害されます。
少陽病との違いは、緊張と弛緩となります。
膜の機能低下は、膜間の水分の貯留を招きます。
それによって蔵から外に送りだされる気血の流通が阻害させます。
この条文の状態では、流通阻害はそれほどでもないため、脉微細ではなく、膜の弛緩と共に血管も弛緩し、蔵から送り出される気血の抵抗が低下するために、動脈の容積脈波が強くなり、結果脉証が緊となります。
三焦が虚している為に、蔵から外発する気血が多くなり、多くなった気血は汗となり放散されます。

「当然の法則としては、咽が痛くなり、吐したり、下痢になります。」
吐利は上記の理由ですが、咽痛はどうなるでしょうか。
咽痛は、咽の緊張または炎症です。
上焦である胸膜の水分が増加して肺の機能低下により咽痛となるのでしょうか。
はっきりしません。
咽痛というよりも声が出にくくなることは想像できます。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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