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286 小便色白者

286「少陰病、欲吐不吐、心煩但欲寐五六日、自利而渇者、屬少陰也。虚故引水自救。若小便色白者、少陰病形悉具。小便白者、以下焦虚有寒、不能制水、故令色白也。」

「少陰病、吐せんと欲し吐せず、心煩但寐んと欲すること五六日、自利して渇する者は、少陰に属する也。虚するが故に水を引き自から救ふ。若し小便の色白き者は、少陰病形悉く具わる。小便白き者は、下焦虚し寒有るを以って、水を制する能わず、故に色を令て自からしむる也。」

「太陰は蔵に寒有り」で「少陰は下焦が虚し寒有り」となっています。
自利して渇し、小便白き者など、この状況における腎の働きとしては正常です。
利することによる津液の減少に対し、渇します。

これは津液の補充をしようとする行動です。
太陰病では渇しませんでした。
飲んだ水は、下焦の虚寒ゆえに津液となりません。
そこで余分となった水は、腎臓の働きによって小便によって排出されます。
小便の量が増えるので、色は薄くなり白くなります。
蔵である腎は、正常です。
このとき水を飲むことに対し抵抗感がないということは、胃腸の機能は保たれており、吐したく感じるのは胃に病があるのではなく、三焦に病があると考えられます。
「不能制水」も腎ではなく焦のトラブルとなります。

つまり病気の部位は少陽病と同じく胸膜、横隔膜、腹膜であり、少陽病ではそれらの部位における陽性、実性の病態であり、少陰ではそれらの部位の陰性、虚性の病態となります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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