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283 枝加芍藥湯 桂枝加大黄湯 284

283「本太陽病、医反下之、因而腹滿時痛者、属太陰也、枝加芍藥湯主之。大実痛者、桂枝加大黄湯主之。」

「本太陽病、医反って之を下し、因って而して腹満し時に痛む者は、太陰に属する也、桂枝加芍薬湯之を主る。大実痛する者は、桂枝加大黄湯之を主る。」

この条文を二つに分けます。
「本太陽病、医反って之を下し、因って而して腹満し時に痛む者は、太陰に属する也」
「腹満し時に痛む者は、太陰に属する也、桂枝加芍薬湯之を主る。大実痛する者は、桂枝加大黄湯之を主る。」

なぜに間違いを犯してまで之を下したのでしょうか。
条文の流れから考えると、前条に下痢により黄疸が治ることから、下したとなります。
前条から分かるように、太陰病でも脾家実となります。
そこで考えられる状況は、太陽病・脾家実を下したとなります。
先表後裏の治療原則に反しています。
実際には、脉証は浮であり弱くはなかったのでしょう。しかし手足温又は強膜か小便の色に黄色を診たため、下し、胆汁のうっ滞の改善をしようと試みましたが、結果は脉が弱くなり腹満痛の太陰病となります。

脉浮弱で腹満し時に痛む場合は、桂枝加芍薬湯を与え、時にその痛みが激しい場合は桂枝加大黄湯となります。

284「太陰爲病、脉弱、其人続自便利、設当行大黄、芍藥者、宜減之、以其人胃気弱、易動故也。」

「太陰が病を為し、脈弱、其の人続いて自から便が利し、設し当に大黄、芍薬が行くべき者は、宜しく之を滅ずべし、其の人胃気弱きを以って、動じ易き故也。」

体の機能低下している状態である太陰が病になり、脉は弱く、以前より大便が下痢きみである者は、大黄や芍薬を使う時は、その量を減らしなさい。何故ならば、其の人は胃気が弱いので薬の影響を受けやすいからです。

脉弱で大便がゆるい人は、胃気が弱いです。

この条文の意味するところは、前条に続いています。
医が之を下した結果、そのまま下痢(軽度)が続いています。
そして腹満し時に痛む者は、桂枝加芍薬湯之を主り、大実痛する者は、桂枝加大黄湯之が主ります。
しかし下痢(軽度)が継続しているのは、胃気が弱いからなので、大黄や芍薬の量を減らして使いなさい。
となります。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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