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脈形状指下秘訣第一


脈形状指下秘訣第一

1条  浮の脈は、これを挙げて有余、これを按じて不足。
2条  芤の脈は、浮大にして軟、これを按じて中央空しく、両辺は実す。
3条  洪の脈は、極めて太く指下にあり。
4条  滑の脈は、往来、前却て流利、展転替替然として数と相似る。
5条  数の脈は、去来、促急。
6条 促の脈は、来去が数、時に一止し、また来る。
7条  弦の脈は、これを挙げて有ることなく、これを按ずれば弓弦のかたちのごとし。
8条  緊の脈は、しばしば縄を切するがごときかたちす。
9条  沈の脈は、これを挙げて不足、これを按じて有余。
10条  伏の脈は、極めて指を重くしてこれを按じ、骨に着きてすなわち得ん。
11条  革の脈は、沈と伏に似ることあり、実、大にして長、微に弦。
12条  実の脈は、大にして長、微に強し、これを按ずれば指に隠れて愊愊然。
13条  微の脈は、極めて細くして軟、あるいは絶せんと欲し、有るがごとく無きがごとし。
14条  濇の脈は、細にして遅、往来難かつ散、あるいは一止してまた来る。
15条  細の脈は、少しく微より大、常に有りてただ細きのみ。
16条  軟の脈は、極めて軟らかい、そうして浮いて細い。
17条  弱の脈は、極めて軟にして沈、細、これを按ずれば指下にて絶せんと欲す。
18条  虚の脈は、遅、大にして軟、これを按じて足らず、指に隠れて豁豁然としてうつろ。
19条  散の脈は、大にして散、散は気実血虚し、表に有りて裏になし。
20条  緩の脈は、去来また遅、すこしく遅より駛し。
21条  遅の脈は、呼吸に三至、去来、極めて遅し。
22条  結の脈は、往来緩、時に一止し、また来る。
23条  代の脈は、来ることしばしば中止し、自ら還る能わず、よってまた動ず。脈結の者は生き、代の者は死す。
24条  動の脈は、関上にあらわれ、頭尾なく、豆大のごとく厥厥然と動揺す。
25条  浮と芤は相類す、弦と緊は相類す、滑と数は相類す、革と実は相類す、沈と伏は相類す、微と渋は相類す、軟と弱は相類す、緩と遅は相類す。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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