スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

277 太陰之爲病

277「太陰之爲病、腹滿而吐、食不下、自利益甚、時腹自痛。若下之、必胸下結鞕。」

「太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利益す甚し、時に腹自から痛み。若し之を下せば、必ず胸下結鞕す。」

「吐して食下らず」ですから、吐しているのに食することをしていることになります。普通嘔吐している状態では食したいとは思いはしません。「吐して飲食を欲せず」です。
ここから分かることが、それほど苦痛感がないことです。
痛みは時々腹が痛むぐらいです。
「腹は満しています。吐します。食べても下がらず吐してしまいます。下痢が頻繁に有ります。腹は時々痛みます。」
症状の吐下利は頻繁に起こっているのですが、スムーズに吐と下痢が継続しているようです。

食して下がらないのですから、横隔膜の緊張があってもよいのにありません。

下してから、横隔膜の緊張が現れます。

このような病態が太陰の病となります。

これは機能低下でしょうか。
消化器系の平滑筋や腹膜、横隔膜に緊張がないようです。
食が下らないのですが痞はなく、下痢がますます甚だしくなるのですが腹痛は時々です。
三陽病のように病気と闘っているという抵抗感がありません。
ということは、脉証にも抵抗感のなさが現れることになります。

下すことにより、胸下の組織の痙攣が誘発されたのでしょう。
下す以前は、組織が活動しないことによって気血の消費をしない状態を保っていた為、痛みの発現回数が少ないと考えられます。

スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。