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269 脉弦細 少陽

269「傷寒、脉弦細、頭痛発熱者、属少陽。少陽不可発汗、発汗則讝語。此属胃、胃和則愈。胃不和、煩而悸。」

「傷寒、脉弦細、頭痛発熱する者は、少陽に属する。少陽は発汗すべからず、発汗すれば則ち譫語す。此れ胃に属する、胃和せば則ち愈ゆ。胃和せざれば、煩して悸す。」

頭痛発熱しているということは、血管は拡張し、脳血管も充血しています。ところが脉弦細とはどういうことでしょうか。

血管は拡張せず、収縮しています。

それはこの病が発熱に因り血管を拡張しようとする作用より、血管を収縮させる作用の方が強いところに原因があるからです。
それが、少陽の病ということになります。

橈骨動脈が弦細ということは、血管平滑筋が緊張収縮しています。
この状況において麻黄剤を服用し発汗することになると、少陽病であるところの動脈の緊張と血流量の減少に因る細に対して、それをも上回る心拍出量の増加と筋肉における熱生産の増強をしなければなりません。そのためには臓器の貯蔵血が使用され、発汗時点で体表面の血管が拡張するために、頭脳は虚血になり譫語することになります。当然一時的に体表面に血液が偏在するために静脈環流が減少し、心臓にも影響し煩が現れます。
この場合は、臓器の活動を促し、血液の偏在を解消することで解消されます。
それは交感神経より副交感神経が優位に立つように促すことになります。
そのための処方は、小柴胡湯になります。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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