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少陽病 267

辨少陽病脉證并治第九

267「少陽之爲病、口苦、咽乾、目眩也。」

「少陽が病になると、口が苦く感じ、咽が乾き、目眩が起こります。」

この「口が苦く、咽が乾燥し、めまい」とは、何でしょうか。
それは顔面神経、舌咽神経、視神経、内耳神経、聴神経などの病です。
この場所のトラブルを少陽の病ということになります。
苦味は味蕾が収縮して感じる収斂味と考えます。
この収縮を起こしていることが、首から上の状態と考えられます。
それらの収縮は、咽の血流を低下し乾燥します。
そして内耳神経の収縮がめまいを誘発しています。

この少陽病編の特徴は、脉証が浮ではないことだと考えます。

太陽病編の柴胡剤の適応証では、病は少なくても陽で熱も有り、脉証も浮でありながら柴胡湯証がある状況だと思います。
ところがこの少陽病編では、小柴胡湯で解するのに脉証は陽を示さず、沈緊、弦細となっています。
脉証は陽を示さず、しかし処方は柴胡剤である場合となります。
これはどういうことでしょうか。
太陽病編の柴胡湯証と少陽病編の柴胡湯証では症状が同じでもその病態が違うと言うことです。
その違いが、脉証に現れてきます。
それはまるで分水嶺のように、一つの場所から右と左に分かれていく川のようです。


37「太陽病、十日以去、脉浮細而嗜臥者、外已解也。設胸満脇痛者、与小柴胡湯。脉但浮者、与麻黄湯。」
101「得病六七日、脉遅浮弱、悪風寒、手足温、医二三下之、不能食而脇下満痛、面目及身黄、頚項強、小便難者、与柴胡湯、後必下重。本渇飲水而嘔者、柴胡湯不中与也、食穀者噦。」
103「傷寒、陽脉濇、陰脉弦、法当腹中急痛者、先与小建中湯、不差者、小柴胡湯主之。」
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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