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250 脉浮而芤

250「脉浮而芤、浮爲陽、芤爲陰。浮芤相搏、胃氣生熱、其陽則絶。」

「脉浮にして芤、浮は陽と為し、芤は陰と為す。浮芤相搏ち、胃気熱を生じ、其の陽則ち絶す。」
脉浮とは血管が拡張して血管径が大きくなっています。
脉芤とは、血管壁は硬く、血管内の血液が充満していないため、血管壁の脈波は感じるものの血液の脈波は感じないため、血管壁と指圧が同調した時点で脈波が消えます。これは中空管のように感じます。
このような状態になるのは、「浮が陽で芤が陰であるため、相対するために、胃気が熱を持ち、その陽が絶するためです」と説明しています。

何故に、このような説明が必要になるのでしょうか。
それは、前条の太過の脉証が脉浮而芤に変化する場合があるからです。
前条では、太過の陽は津液を亡ぼし大便が硬くなりました。
それに対し、この条文では胃気に熱が生じ、血液の循環が阻害されたために、太過の脉大が、浮而芤になりました。

胃気生熱の胃は、胃家の胃になります。
其陽則絶の陽は、血液となります。

前条では、太過の陽(脉大)が津液を亡ぼし、大便が硬くなる場合を説明し、
この条文では、脉が浮而芤になる場合は、津液を亡ぼして便が硬くなるのではなく、血液に影響が出ており、それは胃気に熱が生じているからですと説明しています。

血液が十分に体表に送られないということは、多くの汗にならないことになります。
それは、汗が少なくなることになり、脉証も大の時よりも浮而芤のほうが小さくなると感じられます。それらの状況から、陽微にして汗少なき者、自ら和すという方向に向かっていると判断してはいけません。
となります。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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