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245 有燥屎 本有宿食 大承氣湯

245「大下後、六七日不大便、煩不解、腹滿痛者、此有燥屎也。所以然者、本有宿食故也、宜大承氣湯。」

「大いに下した後、六七日大便せず、煩解せず、腹満痛する者は、此れ燥屎有るなり。然る所以の者は、本と宿食有る故也、大承気湯に宜し。」

しっかりと下したのですから、この時点では腸に便は残っていません
67日大便が出ません。「有宿食」ですから、この67日の間は食事をしています。
つまりこのようになります。
「腹満痛が有ったので、十分に下し、良くなった。そして67日の間、食事はするが排便がない、そしてまた腹満痛となる、これは燥屎が有るからです。この本は食事が宿る為ですから、大承気湯でよろしい。」

この条文は、「燥屎が有る原因は、食事が宿るからです。」となります。
実際の治療に関しては、現代と同じように便秘の場合、一週間に一度大承気湯で下すことを常用しても良いことになります。

邪が有る故に燥屎ができると考えた場合に、大承気湯で邪を排除したのに、六七日後には排便がなく燥屎ができてしまうのは、宿食という体質があるからです、となります。

結論が「宜大承気湯」なので現代では陽明病不大便というイメージになってしまいますが、243条の「故使不大便」などと同じように、表現する文字の違いに、この時代では病因の違いをイメージしているものと考えます。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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