スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

244 下之與大承氣湯、発汗宜桂枝湯

244「病人煩熱、汗出則解。又如瘧状、日哺所發熱者、屬陽明也。脉實者、宜下之。脉浮虚者、宜發汗。下之與大承氣湯、発汗宜桂枝湯。」

「病人煩熱し、汗出でて則ち解す。又は瘧状の如く、日哺所に発熱する者は、陽明に属する也。脉実の者は、宜しく之を下すべし。脉浮虚の者は、宜しく発汗すべし。之には大承気湯を与え、発汗するは桂枝湯に宜し。」

「煩熱し、汗が出て解する」・・・陽明の熱が強い為煩となり、その熱が汗と共に放散して解する。

「又は瘧状の如く、日哺所に発熱する者は、陽明に属する也。」・・・瘧状の如くとは、陽明の一般的発熱パターンとは違い、日哺所(昼から夕方にかけて)に発熱するパターンを指しています。一般的には「日哺所発潮熱」は太陽病の柴胡加芒消湯にあるように柴胡証となりますが、ここでは陽明病に属することを言及しています。

「脉実の者は、宜しく之を下すべし。之には大承気湯を与え」
「脉浮虚の者は、宜しく発汗すべし。発汗するは桂枝湯に宜し。」
この脉証の違いは、発熱している時と発熱していない時になります。
発熱は日哺所になり、午前中と夜は発熱していません。
陽明病の発熱ですから発汗があります。
つまり「午前中は、陽明の熱が裏に実し、脉証も実大となるので、大承気湯で裏熱を下します。午後になって、発熱・発汗している状態では、脉証は浮虚となります。このときは桂枝湯を服用して裏熱を汗に導き発して解します。」

現実的に考えて、発熱している時間帯とそうではない時間帯において脉証が同じであるはずがなく、その状況に於いて大承気湯と桂枝湯を使い分けることになります。

煩熱、はんねつ・・・熱の為に煩(わず)らわしく苦しむ様子
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。