スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

238 脉遅 桂枝湯

238「陽明病、脉遲、汗出多、微惡寒者、表未解也、可發汗、宜桂枝湯。」

「陽明病、脉遅、汗出ること多く、微に悪寒する者は、表未だ解せざる也、汗を発すべし、桂枝湯に宜し。」

これまで陽明熱を強制的に発散させるために麻黄湯を使ってきましたが、陽明病、脉浮から脉遅となることによって桂枝湯になったのは、どのように病態が違っているのでしょうか。
脉浮は血管の形態を現わしています。それに対し脉遅は脈波の速度を現わしています。つまりこの条文では形態よりも速度が重要となります。

表が解していないから汗が多く漏れ悪寒がするのは、表実ではなく表虚となります。
その表虚の原因は、脉遅であり、陽明病にあると考えます。
陽明病で脉が遅になるということは、胃家の邪が裏にあり、それが気血の流通を阻害している為です。
邪はまだ寒熱にはなっておらず、気の停滞であり、ただ表への気血の補給を阻止しているため、表は虚し、汗が漏れ、少し悪寒がします。
この場合は桂枝湯によって気を表に通じさせれば、気血は巡ります。

発汗は可ですから、桂枝湯を服用後に発汗していてもかまいませんと解釈します。
最初から汗が出ていますから、桂枝湯を服用しても汗が出ていることには変わりません。
悪寒が無くなり、脉が正常に戻れば良いとなります。
悪寒が無くなるということは、汗は正常になっています。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。