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234 陽明病 小柴胡湯

234「陽明病、發潮熱、大便溏、小便自可、胸脇滿不去者、與小柴胡湯。」

「陽明病、潮熱を発し、大便溏し、小便自ら可、胸脇満去らざる者は、小柴胡湯を与える。」

溏は泥状軟便です。
小便自可、小便は正常と言及しているということは、本来ならば小便難か、小便自利となることを前提に書かれています。

胸脇満して去らざる者となぜ去らないと書くのでしょうか。
胸脇満だけではいけませんか。
ここでも胸脇満は去るべき症状と考えています。

この条文以下、次の2条は、陽明病における小柴胡湯について書かれています。
この234条は、次の235条を先に読まないと分かりません。
この3条文は、津液の流通が悪いことに因る病気となります。その流通を阻害しているものが陽明病ということでしょう。

「潮熱を発していますが、大便は硬くなく軟便となって、小便も難ではなく正常です。これは、津液の流通が回復しているからです。しかし胸脇が鞕満から満になったもののまだ有ります。この場合は小柴胡湯を与えなさい。」

その後、津液の流通回復に因り、潮熱も解するでしょう。

このように考えると、少陽陽明の合病のように思えますが、著者は、陽明病であると考え、その中に於いて薬剤として小柴胡湯が適している現実があることを示しています。

小柴胡湯が適している病気を少陽病だとする考え方を、否定しています。
その理由は、次の条文に書いて有ります。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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