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230 不可与猪苓湯

230「陽明病、汗出多而渇者、不可與猪苓湯。以汗多胃中燥、猪苓湯復利其小便故也。」

「陽明病、汗出づること多くして渇する者は、猪苓湯を与えるべからず。汗多く胃中燥を以って、猪苓湯復た其の小便を利する故なり。」

前条に続いているので、「若脉浮、發熱、渇欲飮水、小便不利者」に加えて「汗出多く」がある場合を想定しています。
膀胱に熱が入ったのではなく、飲水が汗になり、胃中を潤すことができないために小便不利となっていると考えます。

実際には、発汗が過剰になっていることが止まらない状態です。
ポジティブフィードバックが悪循環を起こしているのでしょう。
すでに邪の存在は感じられないのに、発汗の機構が暴走しています。

悪循環であろうと、漢方的に考えれば邪となるのでしょうが、津液・気の流通経路が違うという状況をどのように表現しているのか、私にはわかりません。

「陽明病、汗出づること多くして渇し、微に発熱し、水を飲もうと欲し、小便不利である者は、猪苓湯を与えるべからず。これ津液の道が異なることに因る発汗です。胃中に熱なく燥あるを以って猪苓湯ではないことを知りなさい、猪苓湯は復た其の熱の小便を利する故に、与えるべからずとなります。これ汗が多く出ることを改めれば、小便不利、胃中燥は解し、これは白虎湯となります。」

白虎湯は、発汗を止めることによって、悪循環を止め、津液の流れを正常に戻すことで解します。
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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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