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213 陽明病 面会色赤

213「陽明病、面合色赤、不可攻之。必發熱、色黄者、小便不利也。」

「陽明病、面合色赤ければ、之を攻めるべからず。必ず発熱して、黄色い者は、小便不利なり。」

陽明病の胃家実、悪熱、汗出、脉大ならば、顔色は普通よりも赤いと思うが、ここでは赤さが特徴というのだから、胃家実熱の赤さ以上に赤いということになります。
しかし、それを「陽明熱が激しいと考え下してはいけません」となっています。
それは、「陽明熱が激しくなる場合は、全身で受ける為、悪熱と発汗が亢進するので、気の上昇が激しくなることはない」と考えなければ、「不可」と限定できません。
よって他の理由があるはずです。
それは、胃家の肝胆の流れが悪くなることにより、血液の流通が滞り、大動脈に血液が多くなることに因って、頭に血が上昇し顔が赤くなります。
これに対し、下すと、下す刺激が肝胆系をも収縮させ、結果ビリルビンの放出が起こり、黄疸、発熱となります。
発熱という生理作用に伴って、小便は減少します。

つまり胃家実において異常に上逆が見られる場合、肝胆系のトラブルに注意しなさい。もし肝胆に腫れが有る場合は、刺激性の下剤を使うと腸の平滑筋の収縮が刺激となり胆のうの収縮を引き起こします。そして血中にビリルビンが放出され、黄疸、炎症を引き起こします。


陽明病編に入ってから、とても難しくなりました。
考えてみれば、普段なじみのない条文だったことから、条文に触れる回数が少なかったです。
この条文、一時は、軽く流そうかとも考えましたが、私なりに上記のように落ち着いたことで、ほっとしています。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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