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211 傷寒嘔多

211「傷寒嘔多、雖有陽明證、不可攻之。」

「傷寒嘔多ければ、陽明証有ると雖も、之を攻めるべからず。」

「傷寒であり、ひどい嘔がある場合に、陽明証が有ったとしても、攻めてはいけない。」

「陽明証が有るとしても」ということは、「傷寒嘔多」は陽明病ではないということ。

陽明証がある陽明病以外ということは、合病ということ。

「主である病の影響に因って現れた陽明証を目標にして投薬することはダメです。」

では、主の病は何?
傷寒嘔多とは、どのような状況なのでしょうか。
傷寒は陰陽倶にあるという病理。
嘔多は症状。
つまり「嘔が多い」、上逆がとても強いという症状だけです。
吐がないので、気だけなのでしょうか。

この条文の解釈は、
「気だけの上逆がある場合は、陽明証が有っても陽明病ではないので、これを攻めてはいけません。」
となります。

わざわざ陽明証と書くには、それなりの理由が有ります。陽明の症状が有るから陽明病と考え併病とするならば、傷寒と陽明病を並列に書き、「陽明病、傷寒嘔多、不可攻之。」と書くか、又は陽明病編中の条文ならば、陽明病に関わる病であると考えるならば、「傷寒嘔多、不可攻之。」と書くこともできます。

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プロフィール

しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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