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193 陽明脉大 194 身当発黄

193「傷寒三日、陽明脉大。」

「傷寒三日、陽明の脉大。」

最初から陽明の場合は、傷寒初日は、「不発熱而悪寒」です。
2日目には、「悪寒将罷」となり、
3日目には「汗出而悪熱」になります。
この「汗出而悪熱」の状態が、脉大となります。

26条脉洪大の白虎加人参湯と陽明脉大との違いが判別できるでしょうか。

194「傷寒脉浮而緩、手足自温者、是爲繋在太陰。太陰者、身当発黄、若小便自利者、不能発黄。至七八日、大便鞕者、爲陽明病也。」

「傷寒脉浮して緩、手足自温なる者は、是繁りて太陰に在ると為す。太陰の者は、身当に黄を発すべし。若し小便自利する者は、黄を発する能はず。七八日に至り、大便鞕き者は、陽明の病と為す也。」

脉浮緩は、血管は拡張し、汗腺は開いて汗は有ります。
手足が体より暖かく感じるということは、脉は寸口が尺中より強く感じます。
これがどうして太陰に存在することになるのでしょうか。
脉浮緩でありながら、表証がないので、熱は裏から出てきています。
脉浮緩、身に熱が有りではなく、手足が温となっています。

「繫」・・・ケイ、つなぐ、つながる
これ繋がる為、太陰に存在する。
(これ、ため、つながる、ある、太陰)
これ太陰につながり存在する為、
これは太陰に繋がりが存在する為、
「脉浮緩にして、手足が温になる理由は、太陰に繋がり、太陰に存在するからです。」
「太陰に在る者は、身に黄を発し、しかし小便の回数が多い場合は、黄を発するまでにはなりません。」
これは胃家実を臓腑で考えると腑実となり、腑実にたいして陰である臓が実していることを指します。
臓腑を限定して考えると、胃家実に対して脾実とも考えられます。
しかし、脾としてしまうと脾約の便秘となり太陽陽明になってしまうため、やはり陰陽二原論にして陽明の裏には太陰がつながり在るために、病がその中心を行き来する考えます。

前条では、太陽と陽明の影響しあう関係から病気の変化を記述していました。ここでは陰陽の関係から臓腑が影響しあい主となる場所が移動する場合のあることを説明しています。

どうして手足だけが温になるのでしょう。
手足には精神性発汗があります。
臓の熱は、自律神経に影響し、不安と緊張から手足の発汗傾向になり、手足が温になります。

「身当発黄」は、なにも投与しなくても小便自利で治るということは、発黄があったとしても慌てずに七八日様子を見なさいということにも解釈できます。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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