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174 白虎加人参湯

174「傷寒病若吐若下後、七八日不解、熱結在裏、表裏倶熱、時時悪風、大渇、舌上乾燥而煩、欲飲水数升者、白虎加人参湯主之。」

「傷寒を病み、若しくは吐し若しくは下して後、七八日解せず、熱結ぼれて裏に在り、表裏倶に熱し、時時悪風し、大いに渇し、舌上乾燥して煩し、水数升を飲まんと欲する者は、白虎加人参湯之を主る。」

七八日解することができずに、邪が裏に入ると、結胸、痞、蔵結などいろいろな病気になります。それぞれに邪熱が有る場合と無い場合があります。ここでは裏に熱が結して存在するとなっています。
一般的には、吐下後裏は虚になるのですが、・・・。
この熱は発熱ですか?  体温の上昇ですか?
「裏に熱が結して存在する」と読まずに「結熱が裏に存在する」と読み、「裏に存在するのは結熱です。」と読み、前条の蔵結と同じようにこの状態の原因を結熱と名づけたと考えます。

表裏にある熱はそれぞれの症状を表します。
表の熱は時々悪風を表わし、裏熱は口渇が激しく、舌が乾燥して煩し、水を数升も飲みたいと訴えています。

172条のように、「胸中痞鞕、此為胸有寒」と場所の限定が出来れば理解しやすいのですが、この174条の病状からは「熱結在裏」としか表現できなかったと思います。

病は、発汗吐下や時間が経過することにより、病態は陰や虚に変化していきますが、たまに悪循環に入ることがあります。
この条文の病態も悪循環(ポジティブフィードバック)に入り、熱の暴走を起こしています。

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しょうかんぽん

Author:しょうかんぽん
傷寒論 厥陰病編が終わりました。
霍亂病の解釈は休憩にします。
ただ今、最初から読み直しています。
このブログのスタートの時とは、解釈に違いがあります。
より独創的な解釈になります。
しばらくお待ちください。
愛知の薬剤師、三品です。

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